ログインできているサイトのパスワードが思い出せないときに
FirePasswordViewerは、ブラウザーのFirefoxに保存されているIDやパスワードを、一覧表示してくれるソフトウェアです。会員制サイトなどを利用する際に入力したユーザーIDやパスワードなどのログイン情報は、履歴を消去しない限りブラウザーが記憶しています。一度入力したら、普段はパスワードを思い出す必要はないのですが、他のPCからアクセスするときにログイン情報を確認され、思い出せないことがあるかもしれません。FirePasswordViewerを使えば、ブラウザーが記憶しているログイン情報を確認できます。
FirePasswordViewerの画面やメニューは英語表記ですが、使い方はとても簡単なので操作に困ることはないでしょう。インストールも不要で、解凍するだけで利用できます。起動すると自動的にFirefoxのユーザープロファイルが検出されます。最も簡単な使い方としては、この後「Start Recover」をクリックするだけで、ログイン情報が各サイト別に一覧表示されます。パスワードは「Show Password」を押すまでは伏字(***)表記されます。
仕事とプライベートでFirefoxのプロファイルを分けている場合は、「Firefox Profile Path」にそれぞれのパスを入力します。Firefox でマスターパスワードを設定している場合は、FirePasswordViewerの「Master Password (If any set)」 欄にマスターパスワードを入力します。また、取得したログイン情報一覧は、HTMLファイル形式で保存して持ち歩くことができます。このファイルを暗号化する機能はないので紛失には充分注意しましょう。
FirePasswordViewerは、一度入力して忘れてしまったログイン情報を抽出できるソフトウェアです。ただしブラウザーの履歴を消去してしまっている場合は役に立ちません。履歴さえ残っていれば、ログイン情報をどれだけ保存しているのか確認したい時や、バックアップしたいときに役立つでしょう。
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